【介護初心者必見!】オムツ交換のポイント

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今日はオムツ交換のポイントについてお話しさせて頂きます。

多分どこの施設においてもオムツ交換が早いことを自慢にしている人、

いませんか?

自慢にはしていなくとも、明らかに誇っている人、

いませんか?

いますよね笑笑

オムツ交換が早くて良いところ

オムツ交換が早いことは良いことではあります。

その分他のことに時間を使えますしね。

10人のオムツ交換に入るのに対し、1人5分掛かるとします。

それを1人4分で終わらせた場合、10分も時間が作れるわけです。

その間に他の雑務をこなし、

利用者様と関わる時間を多く持っている人であれば、

文句無しでしょう。

オムツ交換が早くてダメなところ

早いのがダメなわけではないのです。

ちゃんと丁寧に出来ているかが問題なのです。

陰部洗浄がちゃんと出来ていない、オムツが緩すぎて隙間が空いている、ズボンやオムツにシワが寄っている等々。

陰部洗浄が出来なければ、尿路感染症の原因になるし。

オムツがちゃんと当てられてなければ、漏れて色々交換洗濯、利用者も不快だし。

ズボンやオムツにシワがあれば褥瘡の原因にもなる。

それらがちゃんと出来ていて早いのであれば、問題ないでしょう。

オムツ交換に悩みを抱える人へ

とは言っても、やっぱり早く出来るようになりたいと思うのは人として当然でしょう。

ご自宅でご家族の介護に当たっている方もそうですよね。

なので今回は文面だけでもわかるように、ポイントを抑えました。

やっぱり最初から最後まできっちりかっちり気にしてると、

いくら時間があっても終わらないですからね。

(本当に余裕があるところではしっかりやってください笑)

オムツ交換はこれだけ守るポイント

  1. パッドをオムツのギャザー内にしっかり入れる
  2. 仙骨部にオムツの中心、吸水部分最後部を当てる
  3. 鼠径部に沿ってオムツのギャザーを当てる
  4. オムツのテープは必ず留め直す

1.パッドをオムツのギャザー内にしっかり入れる

交換前の事前準備です。

これはオムツのギャザーからパッドが出ていた場合、

その部分のオムツのギャザーが機能せず、そこから漏れてしまいます。

パッドのしっかり入れ、オムツのギャザーがちゃんと立つ状態で装着しましょう。

2.仙骨部にオムツの中心、吸水部分最後部を当てる

オムツを付ける時、真ん中が合っていないと、

無駄な余裕が出来てしまい、漏れる確率が高くなります。

オムツの高さが不十分でも同じことです。

背中漏れはシーツや上衣まで汚れてしまい、全部交換になりかねませんからね。

オムツの吸水部分の後ろ側は仙骨部に合わせる事により、

オムツ自体も適切な高さに大体なると思います。

背中漏れもしっかり抑えられます。

欲を言えば、オムツの吸水部分最後部とパッドの位置を1〜2cm程度空けておくと、

パッドがいっぱいになった時に、オムツが吸収する余力が出来るため、良いでしょう。

3.鼠径部に沿ってオムツのギャザーを当てる

これはオムツを閉じる時、ギャザーを指先で立てつつ、

足先側にオムツを引っ張りながら、円を描くように当てていけば、綺麗に出来るでしょう。

鼠径部はオムツの部分でも曲線が強い部分であり、一番漏れやすい箇所になります。

ここがしっかり当たっているかそうでないかで、雲泥の差が出ます。

オムツを当てた後、最終確認でチェックすると分かり易いので見てみてください。

4.オムツのテープは必ず留め直す

これはオムツをテープで留め終わった際、最初に付けた側を再度剥がし留め直します。

最初にいくら頑張って留めても、後に付けた側のテープより基本的には緩くなってしまいます。

留め直すことで、ちゃんとした位置で貼ることが出来ます。

最初に留めたテープは仮止め程度に考えておくと良いでしょう。

出来たらいいなってポイント

・オムツ交換時の利用者との雑談

やはり無言で自分の恥ずかしい部分に触れられるのは、

慣れている人でも多少抵抗があると思います。

「今日の天気は〜」とか「お昼ご飯は〜」とか何でも良いので、

会話を広げられると相手の気持ちも楽かと思います。

・最終チェック

オムツが全部終わり、ズボンを履いて頂く時の体位変換の時でも構いませんので、

オムツがちゃんと当たっているか、自身でチェック出来ると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

上記6点挙げさせて頂きましたが、上の4点さえ意識していれば

大概失敗することはないと思います。

基本的に早さなんてなくても、しっかり出来ていることが大前提なので、

早さで威張る人には、「でもこの間、貴方がオムツ交換した人、漏れてましたよ?」

と責任を押し付け過ぎず攻めてあげましょう笑

これを機に、ポイントを踏まえた上で技術を習得し、

「丁寧で正確で早い」を目指してください。

かくいう私も別に早いわけではないと思いますし。

それでは、ご一読ありがとうございました。

また次回、お楽しみにー

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