こんにちわ!
ぼちぼち遅いペースではありますが、読んで頂けて嬉しいです。
今回は施設での入浴介助について話していきたいと思います。
はじめに
施設での入浴介助は、その場を経験していない人には全く想像がつかないものでしょう。
色んな種類の機械もあって、使い方を覚えるのも大変です。
私は今でも自分の指を挟んだり、よく失敗しています笑
これから初めて入浴介助に当たる職員さんも、きっと色々な失敗をするかと思います。
やり方もその施設によって全然違ったりします。
私も色々な施設というほどの経験はありませんが、ここに書かせて頂きます。
よろしければ参考まで1経験談として読んでください。
自宅での入浴介助
まずは普通の自宅設備での入浴介助について。
こちらは当方、あまり経験がありませんが、
一番に気を付けなければならないのは、やはり段差でしょう。
施設の入浴場とは違い、一般家庭には段差が多いです。
入り口の扉にも段差、
脱衣所の手前にも段差、
一番はやはり浴槽でしょう。
健常者は当たり前に跨いで入るものですが、
高齢者にとっては命懸けでもあります。
いくら歩行が安定している利用者様であろうと、
水で滑りやすくなった床、片足を挙げての立位では転倒のリスクは避けられません。
ついでに言うと、手摺が無い家庭もあるかも知れません。
その点に注意して介助に当たりましょう。
ユニット型施設
ユニット型では介護士と利用者様1対1、もしくは2対1の介助が多いでしょう。
対面して1人1人に集中して介助に当たれるため、転倒リスクを減らせるのがメリットと言えます。
また、利用者様の信頼のおける相手となっていれば、
普段は聞けないような話をしてくれて、お互いの理解が深まる場ともなり得ますので、
じっくりケアに当たりましょう。
とはいえ、1日の少ない時間に1人で所定の人数を介助しないといけないのが現状です。
ゆっくり介助したくとも、時間がそれを許してはくれません。
または、先輩や上司がね。
例え急いだとしても、リスクは至る所にあるため、
その警戒だけは怠らない様にすると良いでしょう。
従来型施設
従来型の施設では複数人で介助に当たることが多いでしょう。
- ・誘導の担当
- ・更衣の担当
- ・洗いの担当
- ・処置の担当(ナース)
施設によってやり方は違うかも知れませんが、大まかには似てると思います。
文字通り、「たらい回し」に洗っていくわけです。
一人頭、10〜15分程度で誘導、脱衣から入浴、更衣まで終わります。
話はおろか、入浴を楽しむ隙もありませんね。
人間らしさなんて、二の次です。
しかしながら、多くの人の目があり、多くの人の視点があるので、
安全には気を配り易いと言えます。
基本はやはり安全が大事ですね。
違いについて
少し愚痴っぽくなってしまいましたが、従来型を悪く思っているわけではありません。
従来型でも関わり方はもちろん色々ありますので。
私個人としては関わりたくても、
人数の問題等で関われないようなユニット型のが問題だと思っています。
どれが良いかは人それぞれなので、考えてみてください。
機器について
歩行や認知度にあまり問題のない方は、基本的には普通の浴槽に入るでしょう。
しかしADLに問題のある方などは、座浴やストレッチャー浴を使用して入浴することもあります。
簡単に言うと座りながら入浴できる、
寝ながら入浴できる機器です。
操作などの細かいことは機器によっても違うため、省きます。
- ・説明書を読む
- ・メーカー営業の話を聞く
- ・先輩複数人に使い方を習う
以上のどれかを必ず行いましょう。
長く勤めている職員でも、ちゃんとした洗い方を知らない。
操作を完全に理解していない事があります。
結構高確率でいます。
メーカー営業に話を伺うのは、こちらからでは難しいですが、
やはり1人に習うだけでは、単純に抜けもありますので、
同じことを複数人に習うと良いでしょう。
あと説明書を見れる環境であれば1度目を通しておいた方が良いです。
まとめ
最後にこれから気をつけて欲しいことを3点まとめます。
- ・歩行する動線、転倒リスクにこれでもかと注意し、安全を確保する。
- ・使用する機器の使用方法をしっかり把握する。
- ・1人で介助するにしろ、複数人で介助するにしろ、周りと連携しながら行う。
この3点に気をつけていれば、きっと事故になる確率も下がると思います。
これだけでも覚えていって、参考にしていただけると嬉しいです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は大真面目に書かせて頂きましたが、これでもまだ書き足りないと思う部分もあります。
あまり書きすぎても、読むのが面倒だと思いますので
またの機会に!
それではまた次の投稿で、
よろしければご一読お願いします。
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