前回は介護士をしていて良かった事という内容で話させて頂きました。
明るい話をするという前提で始めたのに、そんなに明るくはなかったですね笑
すみませんでした。
今回は私の実体験を用いて、私生活において介護士の経験が役に立った例を話させて頂きます。
他の仕事に関しても、やはり様々なプロフェッショナルの方がいるので、
色々な経験の話が聞いてみたいですね。
では、初めていきます。
①子育てが楽になる
これは語弊を生みそうなので、先に弁解をします。
実際に子育て自体が楽になるわけではありません。
介護士とは人の生活を見て、足りない所を補うような仕事です。
そのため自然と危ない物や行動が目に付きやすくなります。
普通の人にはなんともなくとも、高齢者にとっては危険な物、場所。
そういったものに気が付きやすいです。
ショッピングモール等で、いきなりゲーセンに走っていく。
そんな子供を、誰でも1回は見たことあるのではないでしょうか?
それも「さっきあっちを見てたから、そろそろ走り出すかな?」
と予想が立てられます。
すると、走り出しそうな方向に自然と自身が割って入り、制止しやすくなります。
もちろん、介護士でない方にも出来ることではあると思いますが、
それに懸ける労力、思考力、そして集中力が格段に違くなると思います。
対策に悩まずに済むし、そこに懸ける労力が少ないということは、
その分、家族と楽しい時間を長く過ごせることに繋がると思います。
これは私生活において、大きなメリットですよね。
②家族や他人の体調不良に強くなる
「強くなる」というのは、気にしなくなるという意味ではないです。
例えば子供が37.5度の熱を出した時は、皆様はどう対応しているでしょうか?
ここでは正解不正解を話すわけではないですが、
焦りませんか?
何をしたらいいか迷いませんか?
悩みません。そう、介護士ならね!笑
ちょっとの体調不良をみるなんて、介護士にとっては日常茶飯事。
「ぐったりしてるし、とりあえず頭部クーリングして様子みるか。」
なんて、すぐに判断できる事でしょう。
どこまでが家で出来て、どこからは医者にかかってみる。
介護士でも判断はそれぞれ違うかも知れませんが、
それぞれの答えを出すのに、時間はかからないでしょう。
そこもまた、頼りになりますね!
③赤ちゃんのオムツ替えでドヤ顔
これは男性に限定されるかもわからないですが。
世の中のお父様方も、近頃は子育てに良く参加していると思います。
しかし男は普段仕事に行っている時間が長い。
「平日は子供の寝顔しか見れない。。。」
なんてお父様方も多いのではないでしょうか。
その上、一緒にお出かけしている休日、
奥様に子供のオムツ替えを頼まれるも、悪戦苦闘。
やっと終わったと思ったら、何分後かには漏れている。
そんなこんなで奥様は不機嫌になり、居た堪れない気持ちで帰路に着く。
そんな経験ありませんか?
奥様に詰められ、余計に家庭に参加し辛くなる。
そういう状態ではありませんか?
いいえ、ありません。
そう、介護士ならね!笑
毎日、何回も大人用のオムツの交換。
その中には拘縮(筋肉が固まって動かせない状態)して着替えさえも難しい方も。
そんな人たちのオムツを毎日換えている介護士には、
赤ちゃんのオムツ交換なんて、ちょちょいのちょい!
赤ちゃんをあやしながらだって出来ちゃうくらい余裕な事でしょう。
実際、公共のオムツ交換スペースで
先に入っていた夫婦が赤ちゃんのオムツ交換で悪戦苦闘していて、
その隣に赤ちゃんを連れた私、参上。
隣であーでもないこーでもないとやっている中、
赤ちゃんと遊びながら、ものの数分でオムツを換えて颯爽と去っていく私!
しかも男!笑
その辺の奥様方にも負けません。
プロですから!笑
まぁ別にそれがかっこいいわけではありませんが、
やっぱり人より正確で早く終わるのは優越感感じられますよね。
実際頼りになりますよね!
子供関連が多いですが、
実際のところ、子供の保育園の面談で先生から、
「なんでそんなに理解があるんですか?他の方には3倍くらい話してやっと理解いただけるのに。」
なんて言われ、似て非なる仕事だけど
「日常生活のお手伝い」的な点は、やはり近いものがあるのだと感じました。
やっぱり人を見るという点で、介護士は気付きに長けていると思います。
いかがでしたでしょうか?
人の思考、小さな変化に気がつき、すぐに対応できる。
そんな力が身に付く仕事だと思っております。
自社に勧誘しているわけではないですけどね。
誰もが人の世に生きていますし、人の役に立つのはやっぱり良い気持ちですよね。
少しでも介護士の悪いイメージを払拭できたらと思います。
そろそろ介護じゃない話でもしてみましょうか。
それでは、ご一読ありがとうございました。
次回もお楽しみに!
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