こんにちは。
皆様元気にお過ごしでしょうか?
今日は風が強くて大変でしたね。
先日15日に「the GazettE」のベーシスト「REITA」亡くなったとのニュースを見て、
それからずっとガゼットの曲を聴き続けている、きはるんるんです。
特別ファンって程ではないですけどね。
私の青春の1ページ、思い入れのあるバンドです。
さて、タイトルに沿って話をしていきましょう。
はじめに
皆様は「介護の人」って聞いたことありますか?
これは私の昔の上司が使っていた言葉です。
その方以外にこの言葉を使っていた人は聞いたことありませんが。
これは単に介護の仕事をしている人を指すものではありません。
介護の才能に溢れている人を指すものでもありません。
じゃあ何かって?
「介護の様な常に人材不足で、面接すれば受かる仕事にしか就けない人」
を指します。
隠語というか差別用語というか。
ここに今回の話の要があります。
2種類の介護士
ここでタイトルに戻りましょう。
私が今まで見てきた限り、介護士には2種類の人がいます。
- ①どんな仕事でもやれば出来そうなのに、介護士として働くことを選んだ人
- ②介護以外の仕事は出来そうにない人
皆さんはどちらになるでしょうか?
まぁこれは客観的にしか見ることは出来ないですけどね。
私自身は①だと思っています。
私は元々、販売する系のお仕事していましたし、
学生時代のアルバイトもかなり色々挑戦してきました。
しかし、他の仕事経験があればという話ではないのです。
この2種類は何が違うのか
それはお金の生み出し方を知っているか否かになります。
皆様は介護士をしていて、自分の給料がどうやって発生したのか、考えたことはありますか?
1ヶ月の中で決められた日数、決められた時間働けば貰えて当然だと思っていませんか?
まぁ、あながち間違いではないんですけどね。
本来、給料とは売り上げの1部分になります。
ということは、自身もその売り上げの1人分出していなければなりません。
今は少ないかも知れませんが、それが民間企業で良く聞いた「ノルマ」というものでしょう。
一般の企業は大体、商品をお客様に提供し、その対価として料金を頂くわけですが、
介護士にはそれが殆どありません。というか凄く体感しにくいです。
介護サービスを利用者に提供はしていますが、支払うのはご家族。
そのご家族に会う機会も殆どなく、ひたすら業務に没頭する。
給料はいつになってもなかなか伸びず、仕事ばかり大変になっていく。
何がいけないのか
ここでよく聞くのが「大変だから給料上げろ」です。
皆様も聞いたことないですか?むしろ言ったことありませんか?
私もあります笑
でも、介護士の仕事って基本的に「現状維持」なんですよ。
要は毎月決まった額しか売り上げてないのに、
「ADLが落ちたから」「不穏が強いから」と残業や昇給をしてしまうと、
経営はマイナスに傾きます。
自分が残業でマイナスを出しているのに「給料上げろ」なんて、おかしな話じゃないですか?
言っていることが学生のバイトと同じなんですよね。
つまりは社会人として成熟してないのです。
この記事を見た人へ
介護はボランティアではありませんよね?
皆さんはプロの介護士として、自分そのものを商品として提供しているわけです。
会社はその皆さんを使って売り上げを上げます。
役割が違うだけで、皆売り上げに貢献しています。
会社とは一つのチームで、誰かがミスをしても、誰かが凄い頑張っても同じ給料が支払われます。
だからこそ一人一人が、サービスの向上を目指し、考えていかなければならないのです。
これを知らない、考えない人が、介護業界には多すぎると体感しています。
「俺は上(役職)になんて行きたくないし」なんて言って、
いつまでも同じ事をしている様じゃ、むしろ給料は下がって当然では?
会社は社員を守るためにあるわけではなく、社員が会社を守らなきゃいけないんです。
「介護の人」なんて呼ばれないように、お互い頑張りましょう。
最後に
今回は偉そうに語ってしまいました。
気分を害された方は申し訳ありませんでした。
でも世の中には簡単に給料が少ないと言う介護士が多すぎると思います。
本当に少ないところも、もちろんあると思いますが、
それならそれで、転職するとか副業するとかした方が良い。
そこで「利用者様が必要としてくれてるから」なんて言う人は、
立派な「介護の人」ですね。
どうぞそのまま苦しんで生きて行った方が良いと思います。
相手は人間とはいえ、所詮はたかが仕事なので。
充分な給料を得られない会社はどんどん辞めて、潰れた方がむしろ世の中のため、
他人のため、そして自分のためです。
皆さんは何より自分自身のために頑張って欲しいと思います。
自分の人生ですからね。
明日も面白半分に仕事しましょー
では、ご一読ありがとうございました。
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