こんにちは!
今回はバイタル測定についてお話しさせて頂きます。
「そんなのわかってるよー」と思った方も多くいられるかも知れませんが、
おさらいがてら、お付き合いください。
はじめに
皆さんは「バイタル測定」はご存知でしょうか?
そう、体温、血圧、脈拍数を測る事ですね。
パルスオキシメーターを使って血中酸素濃度をセットで測ったりもします。
私達が血中酸素濃度や血圧を測ることは少ないかも知れませんが、
検温はしますよね?
気にする方は毎日してる人もいるかと思います。
ってか、介護の仕事なら仕事前に測るのが鉄則だと思いますが笑
皆さんはどんな時に熱を測りますか?
いつ測るのか
これがもっとも重要であり、判断の難しいところでもあります。
自分の身体であれば、「なんか熱っぽいなー」なんて言って、
体調が悪ければ、当たり前のように測ると思います。
でも介護サービスの利用者様とか他人の体調管理って難しいですよね?
そこに気が付けるかってところが、介護士の腕の見せ所なのかなと思います。
じゃあどこを見れば良いのか、何を気にすれば良いのか。
ズバリ、「普段と違う様子」です。
普段と違う様子の見方
こう書くとあんまり難しくなさそうですよね。
でもこれが本当に難しい。
だって毎日のように関わってないとわからないのですから。
例え関わっていたとしても、対して何も気にしてなく関わっていれば、
気が付かないことも多いでしょう。
明らかに体熱感を感じられればすぐに気がつくこともありますが、
普段と違う表情、言動、行動、生活ルーティーン。
人によって様子の変化は全然違います。
それらを見つけるにはやはり「普段」を知っておかないといけません。
そこで普段を知っているのは、そう。
僕ら介護士ですよね!
毎日のように会って、話して、関わって見えてくるものがあります。
それは介護士のように、利用者と面と向かって関わっている者でないと難しいのです。
バイタルの変化について
バイタルについても普段の数値を知っておくことが大切になってきます。
その場の数値ももちろん大切ですが、それだけしか知らないと、
基準値を超えない変化に気がつけないのです。
例えば、体温36.4℃ 血圧146/92 脈82 が平均値の利用者様がいるとします。
その人がある日熱を出して、体温38.4℃だとします。
熱だけでもわかっているだけ、色々なことが出来ますが、
血圧の変動も重要なのです。
この時の血圧が72/43、脈120だとします。
これによっては使えない薬もありますし、対処の方法も変わってくるかと思います。
何か別の症状の可能性も考えられます。
どうですか?怖くないですか?
血中酸素濃度はともかく、血圧は基本合わせて測るほうが安心ですね。
最後に
上記のように普段からの様子を知っておくのはもちろんのこと、
バイタルという眼に見える数値によって、その方の体調の変化の確証を得る。
これが主に大切な点だと思っています。
これをいち早く見つけるために、普段から関わっていると言っても過言ではないと思います。
今回はだいぶ医療寄りの話をさせて頂きましたが、
これも立派な介護の仕事の一つだと認識しております。
それではまた、次回の投稿まで!
ご一読、ありがとうございました。
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